大倉和親の人柄PERSONALITY

大倉和親は、明治から大正にかけて製陶業の振興を担い、ノリタケカンパニーリミテドやTOTO、日本ガイシなど現代まで続く企業を残しています。

現在、和親の功績は多数のWebサイトや書籍に記されていますが、意外なことにその人柄はほとんど語られていません。ものづくりへ情熱を注ぎ、製陶王国の礎を築いた和親はどのような横顔を持つ人物だったのでしょうか。記録に残る数少ない記述から、その人となりを読み解きます。

PART 1

几帳面で、新しもの好き

和親は自著や自らの言葉をほとんど残していません。しかしその人柄は、生前の和親を知る人々が語ったものから推しはかることができます。

MORE
PART 2

世の為、人の為に働く仕事人間

和親は、その生涯を事業に捧げていました。事実、和親のエピソードは仕事にまつわるものが大半で、家族や友人とのやりとりはほとんど記録に残っていません。

MORE
PART 3

若き実業家たちのよき理解者

和親は事業を興し、牽引する実業家でしたが、壮年期には他社を支援するエンジェル投資家としても活動しました。

MORE
PART 4

妥協知らずのこだわり屋

明治から大正にかけて、当時日本ではまだ珍しかった本格洋食器や、日本初となる高圧ガイシ、衛生陶器などを研究製造した和親。

MORE
PART 5

清潔で端正なジェントルマン

「服は着る者の人柄を表す」と言います。機能性を重視するのか、TPOを優先するのか、はたまた少し奇抜な格好で印象を強めるのか。

MORE