大倉和親が生み出したものACHIEVEMENT

明治から昭和にかけて、日本はまさに激動の時代でした。開国と同時に急速な近代化を目指しましたが、諸外国との軋轢から日清・日露の戦争が勃発。さらに、関東大震災や世界恐慌などの荒波が襲いかかります。そんな時代のうねりの中、大倉和親は、数々の困難を乗り越えて、日本初の国産ディナーセットを世に送り出し、その後は高圧硝子、衛生陶器を開発するなど、日本の窯業界を常にリードしてきました。
そして、ノリタケカンパニーリミテド・日本ガイシ・TOTO・大倉陶園等、今日まで続く企業を興し、経済発展にも大きく貢献しました。100年前に生きた稀代の技術者・事業家である大倉和親。同氏の残した功績を振り返ります。

出典:株式会社ノリタケカンパニーリミテド
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父と共に築いた
“製陶王国”の礎

大倉和親の偉業については、父・大倉孫兵衛と森村組創業者の森村市左衛門の存在なくして語ることはできません。

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出典:株式会社ノリタケカンパニーリミテド
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苦節20年―
日本初の「ディナーセット」開発

家庭用からホテルやレストランなどの業務用まで、世界中で使われている『ノリタケ』の洋食器。

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出典:日本ガイシ株式会社
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近代日本の電化を支えた
特別高圧ガイシ

碍子(ガイシ)とは、電柱や発電所などにおいて、電線とその支持物の間を絶縁するために用いられる器具で、電気を安定して送るために欠かせないものです。

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出典:株式会社ノリタケカンパニーリミテド
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1万回以上の試作から生まれた
衛生陶器

衛生陶器とは、洗面器や便器、浴槽など、水まわりに用いられる陶器製の器具のこと。

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出典:株式会社大倉陶園
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父の遺志を継ぎ、
最高の美術陶磁器をつくる

和親は生涯のなかで、陶磁器や碍子、衛生陶器などセラミックスの開発・製造に取り組んできました。

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